2024年12月6日、女優の中山美穂さんが死去していたと報じられました。
中山美穂さんの、突然の訃報に皆さんショックを受けています。
そして、中山美穂さんのInstagramでの最後の投稿が意味深だと話題になっています。
中山美穂さんの心をえぐった展覧会とはどんな展覧会なのでしょうか。
今回は、中山美穂さんの最後のInstagramに投稿されたルイーズ・ブルジョワ展の作者や作品、アクセスや会期などをまとめました。
中山美穂さんのInstagram投稿が衝撃!
先日行ったルイーズ ブルジョワ展
写真下手すみません2、3日心がえぐられて、一緒に行った友としか会話が出来なかった。
中山美穂Instagram 2024/12/05
写真下手だけど、上手くてもなんにも表現できない
中山美穂さんの最後の投稿は、訃報が報じられた12月6日の前日、12月5日の日付でした。
「2、3日心がえぐられて」というフレーズに胸が締め付けられる思いです。
Instagramの画像は、ルイーズ・ブルジョワ展の副題にもなった言葉が描かれた、夫のハンカチに刺繍をした晩年の作品。
地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ
I HAVE BEEN TO HELL AND BACK. AND LET ME TELL YOU,IT WAS WONDERFUL
死因とは直接関係ないとは思いますが、亡くなる直前の投稿だったことから、SNSでも衝撃が走っています。
中山美穂の件、メンタル弱い人とか感性が強い人はルイーズブルジョワ展行くべきでないという結論に至った
— れん (@InformalLab) December 6, 2024
自殺であるわけがないという直感が前提だけれど、中山美穂さんの最後のインスタグラムがルイーズ・ブルジョアであることの、多量の偶然と、少量の必然をぼんやりと想いながら追悼しています。
— 会田誠 (@makotoaida) December 6, 2024
中山美穂の最後のインスタ、
— えりんぎ (@Ngi___y) December 6, 2024
ルイーズブルジョワ展か。
とても刺激の強い展覧会であることが伺えます。
チケットには以下の注意書きもあります。
本展には一部、性的な表現を含む作品や、暴力的に感じられる可能性のある作品が展示されています。
入場に際して、事前にご了承いただきますようお願いいたします。
調べてみると現在も会期中とのことで、展覧会の内容を調べてみました。
ルイーズ・ブルジョワのプロフィール
ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois)
生年月日:1911年12月25日- 2010年5月31日(享年98歳)
出 身:フランス・パリ
ルイーズ・ブルジョワさんは、フランス出身の彫刻家、画家、版画家です。
パリの郊外でタペストリー専門の修復アトリエを経営する家庭に、次女として生まれました。
父親は『女は男より劣っているもの』という考え方をもつ、横暴で支配的な人物。
若い愛人を家庭内に入れ、いじめをして面白がっていました。
母親は1918年にスペイン風邪をこじらせ、ブルジョワは10代の頃からヤングケアラーとして介護にあたっていましたが、20歳の時に亡くなりました。
この複雑な家庭環境により、幼いブルジョワの心に父親への愛憎、母を亡くした喪失感と母性への執着などのトラウマが植えつけられました。
幼少期のトラウマからインスピレーションを得て、希望と恐怖、不安と安らぎ、罪悪感と償い、緊張と解放といった相反する感情や心理状態を表現しています。
有名な作品として、巨大な蜘蛛をモチーフにした「ママン(Maman)」は様々なバージョンが世界9カ所に展示されています。
ママンは「母」を意味するフランス語。
お腹の部分に32個の大理石の卵が入った袋があります。
ルイーズ・ブルジョワ展の感想は?
実際にルイーズ・ブルジョワ展に行った方の感想を集めてみました。
ルイーズ•ブルジョワ展へ行ってきた。
— flowerl888 フラワーエル (@yosartlove) November 9, 2024
前半の作品にはグロテスクさを感じることが多く、圧倒されそうになった。晩年の布の作品には安心感を覚える。
自分の内面をこんなにも表出させて作品を作った彼女と彼女の人生に勇気をもらった。 pic.twitter.com/0jyj9NKxKD
頭がパンクしそうなので一旦美術館でも行くか!と夜の思いつきで美術館に行ける街、ありがたいよ。
— しば田ゆき (@yuki_palina) December 5, 2024
森美術館、ルイーズブルジョワ展。
夥しい量の怒り(や哀しみ)が、ぐちゃぐちゃにされて整えられて、高い技術力で形になって表れている、という感じでなんだかすごかった。 pic.twitter.com/mBEtneIV8S
ルイーズ•ブルジョワ展へ行ってきた。
— flowerl888 フラワーエル (@yosartlove) November 9, 2024
前半の作品にはグロテスクさを感じることが多く、圧倒されそうになった。晩年の布の作品には安心感を覚える。
自分の内面をこんなにも表出させて作品を作った彼女と彼女の人生に勇気をもらった。 pic.twitter.com/0jyj9NKxKD
ルイーズ•ブルジョワ展。母や父へ対する強い感情が次々と濁流のように襲いかかってきた。びっくりする展示の連続だったけど、見終わった後は爽快感があって素晴らしかった!#ルイーズ・ブルジョワ
— ちとせ🐧 (@k_robot235711) November 3, 2024
『 #地獄から帰って来たところ 言っとくけど 素晴らしかったわ』 pic.twitter.com/Z9sOgcTfqA
ルイーズブルジョワ展行ってきた!
— ひっしひより (@Lunch_Ripper) November 30, 2024
カメラのピントがあったみたいに「なるほどなぁ」って思える展示だったんだけど個人的に唇がひくつく気味の悪さみたいな作者の葛藤みたいなのが垣間見えてピントをずらしたくなる感じ
あまりこう言う展示見に行かないから刺激的でした#ルイーズブルジョワ展 pic.twitter.com/etNExPpklP
芸術作品を見て感じることは人それぞれですが、力強い作品に勇気をもらったという方が意外に多いことが印象的でした。
中山美穂さんも感受性豊かだったため、大きな衝撃を受けたのでしょう。
展覧会での衝撃が死亡の直接の原因とは考えにくいですが、亡くなる直前に影響を受けた作品を感じてみたいと思っているファンも多いのではないでしょうか。
ルイーズ・ブルジョワ展の詳細情報
ルイーズ・ブルジョワ展 概要
森美術館で開催されているルイーズ・ブルジョワ展には、約100点の作品が展示されています。
ほとんどの作品に対して撮影可能。
当日券もありますが、話題になっていることからオンライン購入をした方が安全です。
会期・営業時間 2024年9月25日(水)~2025年1月19日(日)
「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」
会期:2024年9月25日(水)~2025年1月19日(日)※会期中無休
営業時間:月曜日・水~日曜日 10:00~22:00(最終入館 21:30)
火曜日 10:00~17:00(最終入館 16:30)
※12月24日(火)・12月31日(火) は22:00まで
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
チケット・料金
当日窓口
販売期間:9月25日(水)~2025年1月19日(日)
販売場所:チケットカウンター(「美術館・展望台チケット/インフォメーション」六本木ヒルズ森タワー3階)
オンライン
現在、2025年1月19日(日)までのチケットの購入・予約を受け付けています。
販売サイト:森美術館オンラインチケット
※オンラインチケットは、ご来館当日の21:30まで販売
※詳細は森美術館オンラインチケットでご確認ください。
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階) アクセス
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
TEL:050-5541-8600(9:00~20:00)
六本木ヒルズ森タワー3階に「美術館・展望台チケット/インフォメーション」
2階のミュージアムコーンが美術館・展望台入口です
電車:日比谷線 六本木駅 1C出口 徒歩3分 / 大江戸線 六本木駅 3出口 徒歩6分 / 麻布十番駅 7出口 徒歩9分 / 乃木坂駅 5出口 徒歩10分
車:首都高速「渋谷」出口より 10分 / 首都高速「外苑」出口より 15分 / 首都高速「霞が関」出口より 10分
駐車場:利用時間:24時間
駐車料金:P・P1~P12駐車場 300円/30分(600円/時間)/ 1日料金:全日3,000円/24時間まで
まとめ|中山美穂の最後のインスタ投稿!ルイーズ・ブルジョワ展は現在開催中
今回は、中山美穂さんの最後のInstagramに投稿されたルイーズ・ブルジョワ展の作者や作品、アクセスや会期などをまとめました。
調べてみると、とてもメッセージ性が高く、刺激の強い展覧会でした。
54歳の若さでまだまだ美しい中山美穂さんの、突然の訃報にショックを受けています。
中山美穂さんのご冥福を心よりお祈りいたします。