鍵山優真選手はフィギュアスケート界のサラブレッド
父親はフィギュアスケートでオリンピックに2回出場経験のある鍵山正和さんです。
そんな鍵山優真選手ですが、その生い立ちが複雑だったと話題になっています。
どんな過去を乗り越えてトップスケーターにのぼりつめたのでしょうか。
今回は、鍵山優真選手の家族構成と父子家庭に育った生い立ちについてまとめました。
鍵山優真の父親はフィギュアスケート選手の鍵山正和!
鍵山優真選手の父親は、2度のオリンピック出場経験を持つフィギュアスケーターの鍵山正和さんです。
日本人で初めて4回転ジャンプを成功させ、「ジャンプの鍵山」と呼ばれていました。
鍵山 正和(かぎやま まさかず)
生年月日:1971年4月12日(53歳)
出身地:愛知県名古屋市
学歴:愛知工業大学名電高等学校卒業 / 愛知工業大学中退
1992年:アルベールビルオリンピック出場
1994年:リレハンメルオリンピック出場
膝と足首が柔らかいのが特徴の選手で、連続ジャンプで持ち味を発揮していました。
1994年世界選手権で自己最高の6位入賞を果たし、同大会をもって現役を引退しました。
プロに転向し、その後はインストラクターとして活動しています。
若い頃は気性が荒く、酒を飲むと周囲とトラブルを起こすこともあったとか。
2018年6月23日に脳出血で入院し、現在左半身に後遺症が残っています。
鍵山優真の父 鍵山正和も母子家庭だった!
正和さんがスケートを始めたのは小学2年生のころ。
鍵山優真選手の祖母にあたる平川佐治子さんは、30代の頃、名古屋市内のスケートリンクでスケートを習いはじめて夢中になりました。
当時小学2年生だった息子の正和さんとリンクに通う内に、正和さんもスケートを始めることに。
個人レッスンの月謝は月3万円と、母子家庭には大きな負担でしたが、成長が見られるようになると嬉しくて、会社勤めをしながら金策に走ったそう。
全国大会で優勝するようになると、手作りの衣装に夜通しスパンコールを縫い付けサポート。
鍵山優真の母親や兄弟は?
鍵山優真選手は父親と2人暮らし。
親子で二人三脚、父子家庭で育っています。
母親についてはまったく公表されていませんが、父親の正和さんは、2度離婚していると報じられています。
私生活では二度の離婚を経験。コーチとして日本各地のリンクを転々としながら、男手一つで優真くんを育て上げたのです
週刊文春より
また、正和さんが病気で倒れ、入院した際にサポートしたのは祖母だったことから、母親との交流はほとんどないと言えるでしょう。
姉弟について、本人や家族から言及がなく、情報はほとんどありません。
姉については優真選手がスケートを始めた時のエピソードの中で一部言及されています。
2003年5月5日に生まれ、富山県で育った優真にとって、父の職場であるスケート場は身近な存在だった。物心ついた時にはスケート靴を履いていたが、姉や友だちと無邪気にリンクを駆け回る、ごく普通の少年だったという。
週刊文春より
幼少期までは一緒に暮らしていたようで、姉と弟は母親に引き取られたと考えられています。
恐らく幼少期に母親と姉、弟と離れ離れになり、寂しかったこともあったのではないでしょうか。
鍵山優真は5歳からスケート開始!コーチは父親!
鍵山優真選手は、フィギュアスケート選手だった父親の職場(富山スケートセンター)でスケートを滑っているうちに夢中になり、5歳からスケートを開始しました。
初めの頃は、リンクの端っこで氷をがりがりと削ってパクパク食べていたそう。
5歳から父親が指導者となり、基礎を叩きこまれるという生活がはじまりました。
小学2年生の時に父親の仕事の都合で長野県軽井沢町に引越し、軽井沢中部小学校に通学。
中学1年の時には神奈川県横浜市に引越し、横浜市立六角橋中学校に進学しました。
父親の鍵山正和が脳出血で入院
鍵山優真選手が中学3年生の2018年6月、正和さんが脳出血で入院してしまいました。
当時は横浜で2人暮らしをしており、お父さんに頼りっきりだった優真選手。
朝起こしてもらい、ごはんも作ってもらい、練習でも指示を待つという生活でしたが、祖母の佐治子さんも横浜に住み込みんでサポートし、次第に自立心が芽生えたそう。
自分で練習メニューをつくり、何をすべきか考えるようになったことで、ジャンプの成功率が上がりました。
それまでは戦績も伸び悩んでいましたが、国際大会初出場で初優勝し、翌年の全日本ジュニア優勝、北京五輪代表を獲得しました。
正和さんは現在も左半身にまひが残っており、優真選手は車いすを押したり、父が座った椅子を片づけたりと献身的に支えています。
鍵山優真プロフィール
鍵山 優真(かぎやま ゆうま)
生年月日:2003年5月5日(21歳)
出生地:神奈川県横浜市
居住地:愛知県名古屋市
身長:161cm
学歴:明治大学付属中野高等学校定時制
好きなキャラクター:スヌーピー
特技:縄跳び(4重跳び)
趣味:カメラ
鍵山優真選手は、フィギュアスケート選手だった父親の職場でスケートを滑っているうちに夢中になり、5歳からスケートを開始しました。
初めの頃は、リンクの端っこで氷をがりがりと削ってパクパク食べていたそう。
小さい頃から父親から基礎を叩きこまれましたが、なかなか成績が伸びない時期もありましたが
現在では基礎に忠実に練習してきたことで、ジャンプ、スピン、ステップのいずれも高得点を狙えるスケーティング技術が身に付き、トップスケーターに成長しました。
2020年:四大陸選手権銅メダル
2021年・2022年・2024年:世界選手権銀メダル
2022年:北京オリンピック銀メダル・団体戦銀メダル
2023年:グランプリファイナル銅メダル
2024年:四大陸選手権優勝
まとめ|鍵山優真の家族構成!父は離婚し父子家庭の複雑な生い立ち!
今回は、鍵山優真選手の家族構成と父子家庭に育った生い立ちについてまとめました。
父親と二人三脚でトップフィギュアスケーターに成長した鍵山優真選手。
可愛らしい笑顔と素直な性格から、愛情をもって育てられたことを感じます。
これからも変わらず、美しい演技を見せて欲しいですね!